売買契約時に発生する手付金とは?
2022/10/15
売買契約ではさまざまな費用が発生します。
その中の1つに手付金がありますが、どのような費用か知らないという方もいるでしょう。
そこで今回は、売買契約時に発生する手付金について解説します。
手付金とは
手付金とは、売買契約を交わす際に売主に対して買主が支払う費用です。
手付金には「証約手付」「違約手付」「解約手付」の3種類があり、売買契約時には解約手付が用いられるのが一般的です。
解約手付では、売買契約の履行に着手するまでの期間で何か問題があった場合に、どちらか一方の意思で契約を解除することができます。
手付金の相場
手付金は額が決まっているわけではなく、売買価格の2割以内であれば売主と買主で決めることができます。
トラブルを避けるためにも適切な金額に設定する必要があり、売買価格の0.5~2割で設定するのが一般的です。
手付金の支払い方
タイミング
買主が手付金を支払うタイミングはとくに決まっていません。
しかし、トラブルを避けるために売買契約を交わす日までに手付金を支払うケースが多いです。
方法
手付金の支払い方法はとくに決まっていませんが、現金払いが一般的です。
売主または不動産会社から支払い方法を指定されるので、それに従いましょう。
まとめ
手付金とは、売買契約を交わす際に売主に対して買主が支払う費用です。
売買価格の0.5~2割が相場で、手付金を支払うタイミングや方法は不動産会社によって異なります。
手付金に関しては不動産会社がサポートしてくれるので、不動産売買が初めての方は不動産会社に相談しましょう。