不動産の相続登記に期限はあるの?
2022/06/15
家や土地などの不動産を相続した場合、相続登記に期限はあるのでしょうか。
今回は、不動産の相続登記の期限について見ていきましょう。
不動産の相続登記と期限
相続した不動産に対しては、新たに登記の期限を設けた法律が施行されます。
義務づけられる土地の登記
近年は所有者のわからない土地が増え、問題となっています。
これを受けて、2024年4月1日から新たに施行されるのが、相続登記を義務づける法律です。
施行後は、親族から相続した不動産の登記をしないと、罰則に問われます。
登記の期限は3年以内で、期限内に登記を行わなかった場合は10万円以下の過料が課されます。
施行前の不動産も対象
これまでは、不動産の登記名義人が亡くなったのちも家族が住み続ける際は、不動産の名義人を変更する必要はありませんでした。
よくある例としては、夫が亡くなってからも、夫の名義のままで妻が暮らし続けるケースです。
けれど、法改正後は法律違反に当たります。
そのため、法律が施行される前に登記を進めておいた方がいいですね。
登記が正しくなされていないと法定相続人の特定が難しくなり、相続が難航する恐れがあります。
亡くなられた方の不動産を相続する際は、法定相続人の中から特定の相続人を決め、きちんと登記を行っておきましょう。
まとめ
2024年から、相続した不動産に対して登記の期限が定められます。
不動産を相続された方は、早めの対応が必要ですね。
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